都心ごろ寝
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作成日時 : 2008/01/21 20:06
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ぴりぴりっと寒さが、皮膚に刺さるこの季節。
さ、さむい〜。南国育ちの僕は寒いのは心底イヤなのだ。
しかし!最近、暖かい格好で表を歩いていて、この「ぴりぴり寒さ」が何だか心地よいと感じるのは何でだろう。寒い都心の町並みを散歩するのが心地よいのだ。
年齢を重ね、四季の情緒をしみじみ感じられるようになった・・・、いやその逆で皮膚感覚が鈍感になった、いや単にいろんな刺激にたいして脳がバカになった・・・コレだ。きっとそうだ。
以前はちょっとしたことで心動いていたハズなのに、たぶん。
こうなったら都心で刺激的なごろ寝を!と六本木ヒルズでごろ寝。
こんなところでごろごろするのなんてなんのその。
冒頭の写真。森ビルッ。ゴロッ。
ちなみにセルフタイマーのタイムを間違うとこうなる。
ごろ寝前。
次の仕事は夜なので、六本木からてくてく渋谷方面へ歩く。
途中、国連の前で何の躊躇もなくごろりと横になりセルフタイマーで写真を撮ろうとして行ったり来たりしていたら注意される。
よく考えたらそりゃそうだ。
これまでずっと国連の事務局だと思っていたらココは、国連大学だった。学校だったんだぁ。
ちなみに向かい側には青山学院大学がある。
そこで歩道橋で国連大学バックに「頭部ごろ寝」。
で、体もぽかぽかになった頃に渋谷到着。
ハチ公口の反対側に、こんな像があることも知った。
ひょっとしたら有名なのかな・・・。「ホープ」くん。
ハチ公はもちろんモヤイ像よりはるかに、待ち合わせしている人少ない。
そっと渋谷でごみごみしない待ち合わせしたい人にオススメかも。
そんなこんな、ある日、後輩が「アニさん、今度店やるんで、時間あったら遊び来て下さい」。
後輩といっても弟弟子なのでもちろん噺家。ナゼ??店?と思ったので聞いてみると、
近所の行きつけの鉄板焼き屋のマスターが入院をするという。
小さな店なのでその間、店を閉めるらしいので、酔った勢いか定かではないが、「じゃ、やっていいっすか!?」。「いいよ」。
ということでやることになった。すごいことだ。
売り上げはお見舞い金にもなるという。ん〜っ、二ツ目の噺家が体で恩返しだ。
2日間だけの限定オープン。二日目の閉店間際にそっと覗いてみる。
厨房で、鉄板を前にした弟弟子の林家きく麿くんがせっせと働いている。すっかり料理人だ。
じゅ〜っ、じゅ〜っつ。いい音だ。いいぞ〜。一口パクッツ!、うまい。
木久蔵ラーメンを既に超えているぞ〜。
去年結婚した彼の奥さんも厨房にいる。せっせと働いている。
ちょっとだけ顔だして帰ろうと思ったが、狭い店内が一体になっているお客様達にのまれていって、僕も飲んでしまう。カウンターのお客さんが僕のこと知っていただいており、感謝感謝。いろいろご存知。ちゃんと生きよう〜とちょっと思う。
こうなったら、厨房の彼を見届けようと最後までいることに。
新婚の噺家のおかみさんが、なぜか鉄板焼きをやることになっていてオモシロイ。
若手噺家亭主の調子のいい「店やりますよん!」のひとことから始まった二日間の店。
売り上げがなかったら持ち出しになるかもしれない状況の中、懸命に働いたのだ。
二日間のドタバタ、ケンカ、トラブル・・・を聞く。
いや〜テレビの大家族特番よりはるかに面白い。
お前は、初代桂春団治師匠か〜。
そんなこんなで「へいて〜ん!」。
レジを閉めたとき、カミさん、それはそれは満面の笑みだった。
他にも残っていた(正確には二人を置いて帰れない)お友達も一緒にバンザ〜イ。
いや〜なんだか・・・「二人会」が終演になった感じだ。
我々だって飲食代ではなく入場料だ、いや飲食料を支払う。
ヨカッタ、ヨカッタ。そこでごろり。
右からきく麿夫妻。でそのお隣がお友達。奥さんのお隣はイラストレーターのいいあいさん。
ちなみに今月の「オズマガジン」に彼女、描いてます。
もっと、ちなみに今月落語特集でして僕、出てます。
都市の刺激的なごろ寝は意外なところで出来てこちらもヨカッタ。
ちなみにこれを撮影しているOさんも、
「ごろ寝のおすそわけ」の愛読者。そこで、ごろ寝名「三軒茶屋三号」改め「三茶64号」を命名。
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